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「本、読みたいけど…何読めばいい?」

― “読書迷子”を抜け出すヒントとおすすめ 3 冊 ―

読書が好きな人でも、ふとした時に「次に何を読もう?」と迷ってしまうこと、ありませんか?
本屋や図書館でうろうろして、結局何も買わずに帰ったり、Amazon のレビューを延々スクロールしたり。そんな経験がある人は、きっと“読書迷子”になっているのかもしれません。

今回の記事では、「読書迷子」になってしまう理由と、そこから抜け出すためのヒントをまとめてお伝えします。さらに、読書の入り口にぴったりなおすすめの 3 冊も厳選してご紹介。 「読みたいけど、選べない」あなたにこそ届けたい内容です。

どうして“読書迷子”になるのか?

読書迷子に陥ってしまう人の多くは、読書のモチベーションが下がっているわけではありません。むしろ「読まなきゃ」「読みたい」という気持ちは強くある。
でも選べない・決められないという壁があるのです。ここでは、その原因としてよくある 3 つのパターンをご紹介します。

  1. 選択肢が多すぎる — 書店には何万冊という本が並び、ネットには無限とも思える情報が溢れています。
    「あれも良さそう」「こっちも気になる」と迷っているうちに、読むタイミングを逃してしまうことも。
  2. 本を選ぶ基準が曖昧 — 「人気だから」「SNS で見かけたから」など理由がぼんやりしていると、読んでもイマイチ刺さらない…なんてことが起こりがち。
  3. 過去の“外れ”がトラウマに — 以前読んだ本が合わなかった経験があると、次の選書にも慎重になってしまいます。

読書迷子から抜け出すヒント

迷ってしまうのは、真剣に選ぼうとしている証拠。でも、ちょっと視点を変えるだけで選ぶことがずっとラクになります。

  1. 「読みたい本」ではなく「読みたい気分」を探す
    癒されたい?ワクワクしたい?何かを学びたい?
    “気分”を軸にすると、選ぶべき本が自然と絞れてきます。
  2. 信頼できる“読書ガイド”を持つ
    感性が近いブロガーや書店員のコメントなど、選書の羅針盤を一つ持っておくと選びやすさが格段にアップ。
  3. ちょっとした冒険を楽しむ
    普段なら選ばないジャンルや装丁に手を伸ばすと、意外な“読書の扉”が開くことも。

「何読めばいい?」な読書迷子のあなたへおすすめの3冊

読書力 (岩波新書)

読書力 (岩波新書)

著者: 齋藤 孝 (著)

「本を読む力」は人生を切り開く力。読書の意義から読み方のコツまで、明快に説いた一冊です。読書習慣を身につけたい人におすすめ。

考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

著者: 池上 彰 (著)

情報過多の時代に必要なのは「見抜く力」。ニュースや本をどう読めばよいか、思考を整理する方法まで丁寧に解説されています。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

著者: 森見 登美彦 (著)

個性的な語り口と京都の幻想的な街並み。恋と奇妙な冒険が交錯する、不思議で心温まる青春小説です。少し現実を忘れたい夜に。

「読書迷子」は、実はチャンスかもしれない

迷う時間というのは、「本当に大事な一冊と出会いたい」と思っている証拠です。たった 1 冊でも「読んでよかった」と思える本に出会えれば、そこから読書は“習慣”へと変わっていきます。

本棚の前で足を止めていたあなたに、そっと背中を押せる記事になっていたら嬉しいです。

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